俺はいつもやるからには勝ちたいという意識を持っていろんなことに取り組んでいる。
勝ち負けなんて関係ない、頑張ることこそが大事だよ、と言ってくれる人もいるが、俺の中では全力でやった上で勝つことが大事だ。
そうやって色々やってきたが直近で一個ビジコンに出して、最優秀賞を逃して悔しい思いをした。
このビジコンは、4ヶ月の間、市町村や大学から資金的な支援を受け、開始時に設定したビジネス課題を解決しつつどこまで収益化できるかという観点で評価される。
俺は今回研究機関のDXというテーマでプロジェクトを開始し、母校の大学の研究室複数に合計1030万円ぶんの製品を納品した。
さらに、国の研究機関にも深層学習モデルの推論インターフェースを納品し共同研究契約を結んだ。
これまでに実務で学んできたさまざまな技術を組み合わせて、国の研究機関に受け入れてもらえる程度の質を追求するために、3日寝ずに計画を練ったこともあった。
正直、数ヶ月の間でこれだけ色々やったのだから、優勝するぞ、という自信で大会に臨んでいた。
それでも、最優秀賞を取ることはできなかった。
おそらく俺の行動量と、スケールアップの観点が抜けていたからだと思う。
どれだけコアターゲットに仮説通りアプローチできたとしても、それをスケールする戦略が不足していると、投資家目線ではただの学生ノリのお遊びに見えたのだとおもう。
確かに、今回ある程度稼いだのは事実であるが、言い方を変えると労働集約型のタスクを自分の独断でこなしただけであり、その作業が頭打ちになる瞬間を身を持って体感した。
別の大学に、別の研究室に、同時に複数の製品を導入するとなった場合は、数秒で同程度のクオリティのものを全自動で展開できる必要がある。
結局ビジネスを拡大するには、半自動で納品が進むような組織を構築する必要があることを悟った。
これからは自分の右腕となる存在を増やしつつ、組織運営側に注力したい。
12月15日 2025年
